TOEIC700点突破のバイブル!825点保有者が教える700点の突破法

TOEICのスコアを伸ばしたい人は多いでしょうが、特にTOEIC初心者の一つの目標に掲げられることの多いのがTOEIC700点です。

わたしがTOEICを初めて受けたのは大学生の頃で、その時のスコアは450点でしたが、その後の目標にしていたのも700点でした。

TOEIC公式では、TOEIC730点以上を「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている。」と区分し、初心者との線引きをしています。

このように初心者の目標となり、かつ、一定以上の英語でのコミュニケーション能力があると認められるTOEIC700点。

わたしが700点を獲得した時も「周りとは少し英語能力が違う」という風に感じてもいたし、評価されもしたものでした。

この記事では、825点を獲得したわたしが実体験に基づいて700点の突破法について紹介します。

700点を超えると、実際の英語能力の向上はもちろんですが、それ以外においてもいいことばかりです。

あなたも700点を突破して今と違う風景を見てみませんか。

もくじ

TOEIC700点のレベルは?

TOEIC初心者が目標にするTOEIC700点のレベルとはどのようなものなのか、いろいろな角度からまとめます。

TOEIC受講者の中で700点を取得している人の割合

以下のグラフは、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の2017年度のTOEICの分析結果です。

参考⇒DATA & ANALYSIS 2018|ETS

このグラフによれば、700点を超えている受験者の割合は、公開テストでは14.7%、IPテストでは4.9%になっています。

公開テストでは500点台、IPテストでは300点台に多くの受験者が集まっていることもあり、やはりTOEIC700点は初心者と中・上級者をわける一つの基準と言えるでしょう。

TOEIC700点を他の英語テストに換算すると…


TOEIC700点のイメージを立てやすくするために、他の英語試験のレベルにおきかえたものを紹介しておきましょう。

  • センター試験:TOEIC780点でセンター英語満点
  • 英検:準一級
  • TOEFL iBT:46~78
  • TOEFL CBT:192~230
  • TOEFL PBT:521~573
  • IELTS:5.5~6

TOEIC780点を取得したときの私の感覚を言うと、他のテストへの換算ではTOEICを少し過大評価しているのではないかというものがあります。

例えば英検との比較をすると、単語のレベルや問題自体の難易度も英検準一級の方がTOEICよりも断然難しいものと感じます。

このようにTOEICと他の試験を比較したときに感じる違和感は、試験自体の目的が異なることやTOEICが初心者も上級者も同じ問題を受ける試験で、解答の正確性や速度が求められる程度が大きいことが原因なのではないかと思います。

<参照URL>

他のテストとのスコア換算

センター試験とTOEICの相関関係(換算表有り)

TOEIC700点を取ることのメリット

「TOEICではハイスコアを獲っておいた方がいい」とよく言われますが、ここでは、実際にTOEIC700点を取るメリットを紹介します。

就職や昇進のチャンスにつながり、仕事の幅が広がる


TOEIC700点を取る直接のメリットは、間違いなく就職や昇進のチャンスにつながり、仕事の幅が広がるということです。

一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年実施)によれば、TOEICのスコアを就職や昇進の評価基準としている企業は6割以上になります。

6年後の現在ではその割合はさらに大きくなっていると思われます。

参考⇒「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年実施)

就職・昇進・海外赴任にTOEICスコアの基準を設けている企業と設定スコア

以下は、各業界の大手企業が就職・昇進・海外赴任において、どの程度のTOEICスコアを評価基準にしているかをまとめたものです。

どの企業も700点前後を評価基準としていることがわかります。

就職(採用)

・出光興産:600点以上

・ソフトバンク:730点以上

・NTTコミュニケーションズ:860点以上

昇進

・トヨタ自動車(係長):600点以上

・日本IBM(次長):730点以上

・日立製作所(経営幹部):800点以上

海外赴任

・キャノン:600点以上

・丸紅:730点以上

・日本マクドナルド:800点以上

参考記事⇒採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

まさに、TOEIC700点を取っておくと世界やビジネスチャンスが広がると言っていいでしょう。

TOEIC700点を取得するために必要な学習時間は?

ここでは、現状がTOEIC400点の人と600点の人が700点を取るのに必要な勉強時間についてまとめます。

TOEIC400点の人が700点を取るのに必要な勉強時間

600~1000時間

参考⇒採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

700時間

参考⇒採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

TOEIC600点の人が700点を取るのに必要な勉強時間

225時間

参考記事⇒採用・昇進時に求められる基準、TOEICは何点?スコア別企業一覧【まとめ】

TOEIC700点を取得するために必要なマインドセット

TOEIC初心者が目標にする700点ですが、これは、実際の私の経験に基づいて感覚を言うと「そこまで気負う必要はない」点数です。

中学、高校卒業程度の基本的な英語力がない状態からでは難しいかもしれませんが、400点~600点を取る実力があれば、そこまで時間はかかりません。

この程度の実力がある人がTOEIC700点を取るために必要なマインドセットは、端的に言うと「TOEIC慣れ」です。

解答速度を速めるとか、真の英語力が必要だとか言う人もいますが、それは必要ありません。

  • どのような形式の問題が出題されるのか
  • 各Partの時間配分や解き方はどうするのか

これをしっかりと理解した上で、TOEIC700点を取るのに必要な英単語と熟語を習得して数回の模試を復習まで行い内容を理解すれば、間違いなく取れるスコアです。

TOEIC700点の実力は、

  • リスニングで聞き取れない箇所はたくさんある
  • 時間内に200問を解き切れることはない
  • 各パートには運任せで解答した設問はいくつかある

というものなのです。

私の経験上、700点以上取っているときも「今日のTOEICはリスニングもしっかり聞きとれたし、時間内に終わって見直しもできた」などということは一度もありませんでした。

だからTOEIC700点を目指している方は、まずは「TOEIC慣れ」を意識して勉強に手をつけるのがいいでしょう。

以下、そのための方法を紹介します。

私がTOEIC700点を取るために行った勉強法[


TOEIC700点は「そこまで気負う必要はない」、そして「TOEIC慣れ」すればだれでも取れるスコアだということを説明してきました。

ここでは、「TOEIC慣れ」して700点以上を取るための勉強法を私の経験に基づいて紹介します。

全般

単語力の向上と模試とその徹底的な復習の2つだけでTOEIC700点を取ることができます。

まず単語力ですが、単語学習にはTOEIC700点を目標とする人に対応している単語帳を揃えましょう。

費用対効果がかなり下がるので、間違ってもTOEICに特化していないものを買わないようにしてください。

単語学習は、毎日の地道な努力の繰り返しですが極めて重要なことなので、この積み重ねが大きな成果を生むと信じて続けましょう。

単語を知らなければ英語は読めませんし、聞き取れません。

すべての出発点は単語力にあります。

また、700点以上のスコアを取るようになると、次に800点以上を目指すときは「圧倒的な解答速度」が必要になりますが、ここでも必要なのは最終的には単語力になります。

「単語を制すものはTOEICを制す」と言ってもいいでしょう。

次に模試ですが、TOEIC公式問題集を使いましょう。

1冊に2回分の模試がついていますが、いくつかのバージョンがあり、数冊模試と復習をすれば十分です。

ただし、使う問題集は公式問題集、やることは模試と復習だけでいいのですが、この復習要領に特徴があります。

以下、この復習要領をリスニングパート、リーディングパートにわけて紹介します。

リスニングパート


ディクテーションやシャドーイングというトレーニング方法を聞いたことがある方もおられるでしょうが、これらは700点よりもさらに上のスコアを狙う方向けのものなので必要ありません。

それよりも、模試で使った問題で読み上げられた音声を何度も聞いて、聞き取れない箇所がないようにするというのがおすすめです。

以下は、私が実際に取り入れていた模試のリスニングパートの復習要領です。

  1. すべての問題を解き直す(自信をもって正解できた設問以外のみ)
  2. 不正解の原因を分析する
  3. 読み上げられる問題文において聞き取れない音があれば、そこを抽出して発音、聞き取り練習
  4. 問題文を突っかかりがなくなるまで音読
  5. 再度模試

ポイントは②と③です。

②では、落ち着いた状況では正解できるのであれば、焦りや緊張感から来る勘違いなどが原因なので、試験慣れが必要という話になりますし、知らない単語が出てきたということであれば単語学習が必要だという結論になるでしょう。

復習ではきちんと「解けなかった原因」を分析して「正しい改善法」を導き出し、今後の勉強につながるようにしましょう。

③では、聞き取れない音はすべて聞き取れるようにしましょう。

TOEICでは、同じような内容、発音の文章がたくさん出てきます。

だから、聞き取れない音はどこか別のところでも同じように出てくるものなのです。

聞き取れない音に出会ったら、そこで解決するようにしましょう。

①から⑤の順に進めると効率的なのです。

リーディングパート

リーディングパートの復習要領も基本的にはリスニングパートと同様です。

以下、私がしていた復習の流れです。

  1. すべての問題を解き直す(自信をもって正解できた設問以外のみ)
  2. 不正解の原因を分析する
  3. 問題文に知らない単語、熟語があればすべて覚える(単語帳に記載するのもいい)
  4. 問題文を突っかかりがなくなるまで音読
  5. 再度模試

ポイントはここでも②と③です。

きちんと不正解の原因を探って同じ間違いをしないようにするために、今後の勉強に活かしましょう。

また、問題文は隅々まで読み、知らない単語、熟語があればすべて覚えるようにしましょう。

こういった努力の蓄積が大きな成果になって返ってくるものなのです。

TOEIC700点を取得してから変わった4つのこと

ここでは、私の経験に基づいてTOEIC700点を取得してから何がどう変わったのかについて紹介します。

「あこがれのTOEIC700点」が実はこういうものだということがわかるはずです。

①英語力の基礎が身につく


当然のことですが、TOEICを勉強する過程では単語の勉強、文法の勉強、リスニング、リーディングをするわけなので、700点を取るまで勉強すればそれだけの英語力の基礎はできていきます。

「英語力とTOEICのスコアは別物だ」ということを言う人もいます。

確かにこれは全くの間違いだとは思いませんが、英語力の基礎はTOEICで鍛えられるというのも本当のことです。

TOEIC700点を取得できれば、他の英語関連の試験や英語力の向上などに応用できる英語力の基礎はばっちりになるのです。

②英語関連の仕事の機会をもらえる

わたしは大学3年生のときにTOEIC730点でした。この際に大学から大学負担での海外留学の候補学生に選ばれることになったのです。

結局、TOEIC以外の理由で選考漏れしてしまいましたが、TOEICで700点以上のスコアを持っておくだけでこういった機会をもらえる可能性があるということなのです。

また、これは825点を取得していた時期のことですが、省庁での通訳業務の機会をいただきました。

800点以上のスコアがあっても、完璧にはまだまだ遠い英語力ではありましたが、800点以上ともなるとかなり上位のスコア保持者となり、他に候補者がいないという状況にもなるのです。

仕事ができるとか人格者だというのも、社会人にとってはとても重要なことですが、TOEICではその程度が数値で出るというのが大きなポイントです。

TOEIC700点というのは、だれもが見た瞬間にわかる説得力のある形でのアピールになるのです。

③周りの見る目が変わる

TOEIC700点を取得すれば、周りの見る目が変わります。

英語関連の仕事に縁がない場合もありますが、間違いなく他のビジネスチャンスにもつながるのです。

「TOEICができる=仕事ができる」という印象がそうさせるのです。

今の時代は、TOEICをはじめとした英語関連の資格保持をアピールできる機会はたくさんあります。

履歴書はもちろんですが、上司との面談のときに報告してもいいでしょう。

TOEICで700点を持っているというのを伝えておけば、間違いなく「英語ができるやつ」、「英語関連はこの人」というような印象が広まるものです。

このようにTOEIC700点は、仕事のすべての分野にまたがっていい影響を持つものなのです。

④海外関連のことに興味が湧くようになる

TOEICで700点を取るようになると、不思議と自然に海外関連のことに興味が湧くようになります。

海外での事件、できごと、新作の映画など、あらゆるジャンルについてです。

  • 700点も取ったら海外の新しい世界のことを知りたい
  • 700点も取っているのに、海外の事情に疎いのは恥ずかしい
  • もっと英語力を深めたい

こういった心理が働いているのではないでしょうか。

わたしは実際このすべての心理が働いており、TOEIC700点取得以降、英字新聞を読み、新作の映画を英語字幕で見るようになりました。

TOEICから始まる相乗効果で英語の楽しさを知り、どんどん英語力を伸ばしていけるのを実感できたのは最高に充実感があったものです。

TOEIC700点を目指す人におすすめの参考書3選


ここでは、私がTOEIC700点を取得するまでに使っていた参考書や問題集から、700点を目指す人におすすめのものを3つ紹介します。

①公式TOEIC Listening & Reading 問題集

これはどのレベルのスコアを目指す人にも絶対に外せない問題集です。

TOEIC本番のテスト問題と同じくETSが制作しているのが大きな特徴で、難易度、出題傾向は、TOEIC本番と同じです。

リスニングパートの話し手やリーディングパートのデザインまで本番試験と同じものが使われているので、本番さながらの模試ができます。

CD付きで、2回分の模試ができるようになっています。

TOEIC700点が目標スコアであれば、1冊を復習までしっかりやれば十分ですが、不安な方はもう1冊揃えてもいいでしょう。

②TOEIC TEST 英単語スピードマスター

800点~900点を目指す人が必要な単語(約3,000語)が編集されたTOEIC向けの単語帳です。

見出し単語の一つ一つに例文が掲載されており、短い文の中での単語の使われ方をイメージアップしながら単語学習することができます。

800点~900点を目指す人向けだからと言って700点の方に合わないかと言うと、この単語帳はそうではありません。

単語が基本動詞、基本形容詞・副詞などのレベルでもわかれていますし、若干レベルの高いビジネス語彙のパートにおいても、頻出単語には番号が振られるなど工夫されているので、あなたのレベルに合った使い方ができるのです。

まずは700点、その次は800点、次は・・・とステップアップする中で使い方を変えながら長く1冊の単語帳を使い込むというのも、単語帳に愛着が湧いてきていいのではないでしょうか。

③TOEIC L&Rテスト 至高の模試600問


公式問題集+αで模試をしたいなら、至高の模試600問がぜひおすすめです。

私はかなりの数のTOEIC模試系の問題集を解いていますが、至高の模試600問の優秀さはその中でもずば抜けています。

特徴的なのは、本番試験にかなり近い形の出題傾向と丁寧な解説です。

多くの模試を経験してきましたが、その中では一番本番の模試に近い出題傾向でした。

解説はとても丁寧で、一つ一つに対するわかりやすい解説はもちろんですが、「他の問題の形ならどうなるか」というところまで深堀してくれるのです。

公式問題集の次の一冊として模試系の問題集を選ぶなら、まず間違いなく至高の模試600問を選びましょう。

TOEIC700点を目指す人におすすめの英語アプリ2選

スマホ一台あれば、TOEICスクールに通っているかのように効果的に勉強ができるアプリが最近増えてきています。

場所を選ばず、紙媒体では体験できない勉強体験ができるのがおもしろいところですね。

ここではTOEIC700点を目指す人におすすめの英語アプリを3つ紹介します。

①スタディサプリENGLISH TOEIC対策講座


初心者でも勉強を続けやすい工夫がたくさん施され、料金も月額2,980円以下で使用できるので安心して利用することができます。

特に、スキマ時間の活用や成長の見える化がアプリで管理されているのが続けやすい秘訣でしょう。

一人での勉強だとなかなか続かないという人も、勉強の進捗管理をアプリを利用して行えば続けやすいですね。

TOEICの勉強は継続が命なので、ぜひ検討してみてください。

②English Upgrader

これはTOEICを運営している国際ビジネスコミュニケーション協会が制作しており、信頼性は抜群です。

本番さながらの各種ジャンルの英文(会議、電話など)を音声ベースで聞くことができます。

もちろん英訳、日本語訳がついているので、聞き取れなかった部分を見直すこともできます。

無料なので、ぜひ使ってみていただきたいアプリです。

<追記>お金に余裕のある人は「スタディサプリTOEICパーソナルコーチプラン」もおすすめ


料金は3カ月コース:68,000円、6カ月コース:98,000円とベーシックプランに比べ値が張りますが、それを補って余るほどの効果的な勉強体験を手にすることができます。

大きなメリットとしては、あなた専属のコーチがつくことです。

コーチとの毎日のチャットや定期的な電話では、勉強での疑問点の質問はもちろんですが、勉強法の悩みなどについても相談できるのです。

また、コーチと一緒に勉強する感覚も持つことができるので、ベーシックプランに比べさらに勉強を続けやすい環境が手に入ります。

スマホ一台、パソコン一台あれば、これだけ充実した機能を思う存分活用することができますし、TOEICスクールよりも安く利用できるのもうれしいところです。

ぜひ検討をおすすめします。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

この記事では、TOEIC700点を突破する方法について、825点取得した私の経験に基づいていろいろな視点からまとめました。

700点というのは、全体で見ればハイスコアの部類になりはしますが、700点を達成するための勉強法は800点以上を狙うときとは大きく異なります。

リスニングパートのディクテーション、シャドーイングはもちろん、リーディングパートの問題文の徹底的な音読などは必要ないのです。

必要なのは「TOEIC慣れ」と言ってもいいでしょう。

もちろん、端からディクテーションなどの負荷の重いトレーニングを積んでいけば、800点以上のハイスコアを取ることはできるのでしょうが、とても時間がかかります。

まずは効率的に勉強して、最短時間で700点を取るのをおすすめします。

TOEIC700点突破の方法はすべて紹介しました。

あとはあなたがやるかやらないかを決め、行動するだけです。

あなたの健闘を祈ります。

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