TOEICスコアアップの鉄則10箇条!825点保有者がわかりやすく解説!

「TOEICの点数が上がらない!」

「どうやって勉強していいのかわからない」

「英語は不得意ではなかったはずなのに・・・」。

TOEICの勉強をしていて、このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

今は825点を獲得できるようになった私ですが、TOEICを受け始めてしばらくはそのような苦しい思いを抱えていました。

TOEICのスコアが伸びるかどうかは、実は英語ができるかどうか、話せるかどうかなどはあまり関係がありません。

TOEICのスコアを伸ばすには、「TOEICのスコアを伸ばすのに特化した教材を使い、それにあった勉強法」で攻めましょう。

TOEICと英語は別物と考えた方がいいのです。

私も、英語はそれほど得意ではありませんでしたが、TOEICを受けてみてスコアを伸ばしていくゲーム性がおもしろかったですし、勉強していくうちに効果的な勉強法を発見することができたので、スコアを伸ばすことができました。

この記事では、私の体験を基にまとめた「TOEICスコアアップのための鉄則10箇条」を紹介します。

英語が得意な方も、そうでない方もこの記事を読んで実践すれば、間違いなくスコアを伸ばすことができるので、ぜひ実践してほしいと思います。

TOEICスコアアップの鉄則10箇条!

それではさっそく、TOEICスコアアップの鉄則を紹介していきます。

10か条の鉄則は以下の通り。

  1. 目標スコアを決め短期集中で取り組む
  2. 達成するまで毎回テストを受ける
  3. 30分でも毎日TOEICに触れる時間を作る
  4. TOEICの傾向や解答のコツを知る
  5. 単語・文法の基礎を固める
  6. 効果的な学習方法・勉強法を知る
  7. 公式問題集を学習の中心に据える
  8. 隙間時間はアプリを活用する
  9. 飽きずに継続できる仕組みを作る
  10. テストと同じ形式で問題集を解く経験を積む

順番に解説していきます。

TOEICスコアアップの鉄則①目標スコアを決め短期集中で取り組む

TOEICは英語とは別物だと考えましょう。

英語は習得するのに長い時間がかかりますが、TOEICスコアは中学レベルの基本的な英語力さえあれば、すぐに伸ばすことができるのです。

TOEICの問題はいくつかの特徴的なパートにわかれており、それぞれ勉強法が異なるので、目標スコアを決め、TOEICに特化した勉強法で短期集中で取り組むようにしましょう。

この方が、時間と労力を効率よく目標に向けることができるからです。

ただし、次のようなポイントがあります。以下、これに沿って例を用いながら実践してみましょう。

  • 試験までに使える勉強可能時間を把握
  • 現状を踏まえ、その時間でムリなくどの程度までスコアを伸ばせるかを把握
  • 目標スコアを段階的に設定

まず、「試験までに使える勉強時間を把握」します。

例えば、半年間で800点までスコアを伸ばしたいという人の場合です。

半年後、最後のTOEIC受験までに平日、休日、祝日それぞれ何時間ずつ勉強に割くことができるのかを把握しましょう。

この際、生活環境、社会的立場などは人それぞれなので、ムリのない範囲でこれまでの生活パターンやあなたの性格を踏まえましょう。

ただし、できる限りTOEICの勉強に集中するようにしてください。TOEICはあくまでTOEICでしかなく、長い時間をかければかけるほど飽きが来ます。

だからこそ、短期集中。

できるだけ短期で期間を決めたら、その期間内に目標スコアを獲りに行くのがいいのです。

勉強時間を把握したら、目標スコアを取るのに、どのくらいの時間が必要なのかの相場を調べましょう。

「TOEIC 800点 必要時間」などでネット検索すれば、目標スコアまで伸ばすのに必要な大体の時間を把握することができるので、これを基準に勉強計画を組み立てるのです。

次に、「ムリなくどの程度までスコアを伸ばせるかを把握」そして「目標スコアを段階的に設定」します。

試験までに使える勉強時間、目標スコアまで伸ばすのに必要な大体の時間を把握しましたが、ここで大切なのは、前者と後者でのミスマッチを解消することです。

試験までに使える時間を比べ、目標スコアが高すぎたなら目標を下げたり、日々の生活の中から勉強時間を捻出したりという工夫が必要になってきます。

このようにムリのない範囲で生活を見直したり目標スコアを調整したりするのは、実際に勉強に取り掛かる前の極めて重要なステップなので、時間をかけてでもしっかりと行うようにしてください。

ここでは勉強に割ける時間と、最終的な目標スコアの調整をしました。

あとは、これと同じ要領で最後に受けるTOEICまでに受けられる各TOEICの目標スコアと勉強時間を調整します。

この際、TOEICの目標スコアを定めるのにムリして一気にスコアを伸ばそうとせず、低めに設定することと、段階的にすることに注意しましょう。

数カ月先のことを計画するとき、人は「これだけ時間があれば絶対いける」と実力や実際に勉強できること以上の高い目標を立ててしまうものです。

達成できたことが自信につながり、次の勉強、TOEICにも活きてくるものなので、獲得できそうな範囲で段階的に目標スコアを定めるようにしましょう。

目標を定めたら、あとは、日々TOEICに割くと決めた時間を勉強に投入して淡々と計画を実行していくのみです。

短期集中!と言うと、がむしゃらにガリガリ勉強するイメージがあるかもしれませんが、そうではなく、短期集中できる計画をきちんと作りそれを淡々と進めていくものなのです。

TOEICスコアアップの鉄則②達成するまで毎回テストを受ける


最終的な目標スコアを達成するまで、毎回受けるようにしましょう。

TOEICは基本的には毎月1回のペースで開催されます。それを目標スコア獲得を目指す時期まで毎回受けるのです。

毎回受ける目的は、「TOEIC慣れ」です。

「模擬試験でもいいんじゃないか?」と思われる方もいるかもしれませんが、この「TOEIC慣れ」は模擬試験では得られません。

試験会場で受けるTOEICからは、いくら模擬試験をしても得られない以下のような経験ができます。

  • 受験の申し込み(インターネット、コンビニ端末)
  • 受験票の受け取り、写真の準備
  • 受験のための準備
  • 受験要領の確認
  • 鉛筆等の必要物品の準備
  • 試験会場と道のりの確認
  • 試験当日の時間計画、食事
  • 試験会場での雰囲気への慣れ
  • 本番の受験要領

本番は、いつも勉強している場所とは違う勝手や受験の要領があり、周りに受験生がいることから模擬試験よりもずっと緊張感のあるもので、なかなか100%の実力がでないものです。

どんなにTOEICそのものを解く力があったとしても、試験慣れしていなければ十分に実力を出すことはできないのです。

確かにお金と時間はかかることですが、他では得られない経験を積むことができるので、目標スコアを獲得できるまで、毎回受験するようにしましょう。

TOEICスコアアップの鉄則③30分でも毎日TOEICに触れる時間を作る


どんなに仕事や学校の勉強で疲れたり時間がなかったりしても、30分でも毎日TOEICに触れる時間を作りましょう。

目的は「勉強する習慣づけ」です。

期間ごとに段階的な目標スコアを決め、毎日ノルマを設定して勉強しますが、どうしても仕事や学校で疲れると気持ちがTOEICに向かない時もあるものでしょう。

わたしにも経験があるので、とてもよくわかります。

このような時はだれでも、「今日のノルマは明日に繰り越せばいいや」と思ってしまうものです。

しかし、30分でもいいので必ずTOEICに触れるようにするのです。

ノルマをクリアするのも大事ですが、それよりも「毎日TOEICに触れつつ、ノルマをクリアする」のが一番重要ですし、こういったことを繰り返していると、いつの間にか「ノルマを繰り越すのが普通」という状態になってしまうものです。

疲れていたり、TOEIC以外のことが忙しいときは、スキマ時間の合計でもいいので30分はTOEICに触れるようにしましょう。

TOEICスコアアップの鉄則④TOEICの傾向や解答のコツを知る

TOEICのスコアは英語力に比例しないと言われますし、私も経験上そのように思いますが、その理由はTOEIC独特の傾向や解答のコツがあるからです。

TOEICはPart1からPart7まで、それぞれに決まった形式の問題があり、いつも同じ流れで進みます。

リスニングパートは「問題文(問題によっては選択肢等も)の音声が流れ、その後解答作業」の繰り返し、リーディングパートは、すべて自分のペースで進めます。

大きな問題形式の変化がない限りは、問題形式は変わらないので問題文を聞いたり読んだりする必要はありません。

本番の試験までに、各問題形式、解答要領をしっかりと身に着けることが重要で、これがTOEICのスコアが、必ずしも英語力とは比例しない理由です。

TOEICにはこのような独自の傾向がありますが、ここで重要なのは解答のコツです。

問題文を聞いたり読んだりする必要がないので、質問文や選択肢の先読みをしておくことができるのです。

すると、リスニングであれば問題文が読まれている間に解答の当たりを付けておくことができますし、リーディングであれば問題文を読む時間を解答に充てられますね。

問題文は数分にわたるものなので、かなり多くの問題を先読みすることができます。

800点以上のスコアを獲得できる実力があっても、時間の余裕はそこまであるわけではなく常に「時間との闘い」になります。

本番までにTOEICの問題形式や流れに慣れ、先読みなどの解答のコツを身に着けるようにしましょう。

TOEICスコアアップの鉄則⑤単語・文法の基礎を固める


TOEICはビジネスシーンでの英語力を確認するものなので、いかにも難しいものだと思われるかもしれませんが、この対策のための基礎的な英語力は、中学卒業レベルのもので十分です。

あとは、いかにTOEICの形式に慣れるかが勝負になります。

この際のポイントは以下の2点です。

  • TOEICに特化した適切な教材選び
  • 効果的な勉強法で記憶に定着

まずは「TOEICに特化した適切な教材選び」です。

わたしは公式問題集を軸にしつつ、単語と文法のみ別の問題集を使って勉強していました。

公式問題集は後ほど詳しく紹介しますので、ここでは単語帳と文法問題集について紹介します。

単語は「TOEIC TEST 英単語スピードマスター」がおすすめです。

800点~900点を取るために必要な単語が、動詞、形容詞・副詞、名詞、ビジネス語彙のカテゴリーにわけて編集されており、とても使いやすいのです。

編集されている単語、熟語ともにTOEICに特化したもですし、CDを使った音声での勉強、赤シートを使った勉強など自分に合った勉強ができます。

文法は、「900点特急シリーズ」がおすすめです。

これは、900点を目指す人向けの教材なので、レベルは高めです。

ある程度のレベルにある人でも間違いやすい文法問題が集められていますし、解説が他の問題にも応用可能な形で編集されているので、幅広くレベルの高い知識を得ることができます。

一問一答で手のひらサイズなので、ある程度の時間をとった家での勉強ではもちろん、通勤通学などのスキマ時間にも使いやすいので選んで間違いありません。

次に「効果的な勉強法で記憶に定着」ですが、正しい方法で勉強しなければ時間効率が悪くなりますし、記憶への定着が悪くなります。

だから、次の項「効果的な学習方法・勉強法を知る」で紹介する方法を取り入れるのがいいでしょう。

TOEICスコアアップの鉄則⑥効果的な学習方法・勉強法を知る


ここでは、単語の効果的な学習方法とリスニング、リーディングに共通して利用可能なディクテーション、シャドーイングといった学習方法を紹介します。

まず単語ですが、教材はすでに紹介した「TOEIC TEST 英単語スピードマスター」を使います。

重要なポイントは以下の2点です。

  1. 目標スコアに合った単語帳を選ぶ
  2. 5回通りやってすべて暗記する

単語帳の選び方ですが、目標スコアによって変えるのがいいでしょう。

ただ、「TOEIC TEST 英単語スピードマスター」は800~900点を目標にする人まで幅広く使えます。

もっと簡単な単語のみでいいという方は、別のものを探すのがいいかもしれませんね。

続いて単語の勉強方法です。

まず目標は、「単語を見たり聞いたりした瞬間に、日本語やイメージが浮かぶ」レベルです。

例えば、bananaと聞けば黄色いバナナのイメージが浮かんでくるでしょう。

bananaであれば、誰でも簡単にイメージできるレベルにあると思いますが、他のTOEIC単語でもこのような状態を目指します。

人によって差はありますが、各単語をこの状態まで引き上げるのに、わたしのは5回通り、単語によっては10回通りくらい単語帳を繰り返して勉強しました。

もちろん単語帳だけでなく、TOEICの他の勉強もしながらなので、勉強量としてはもっと多いかもしれませんね。

だれでも最終的には「単語を見たり聞いたりした瞬間に、日本語やイメージが浮かぶ」ようになるので安心してください。

具体的な勉強方法としては、以下のようになります。

  1. 単語帳を何回通り勉強するかを設定
  2. 1日分のノルマをクリア
  3. 間違った単語、意味を思い出すのに時間がかかった単語をチェック
  4. 翌朝、起きてすぐに③を確認、間違ったり思い出すのに時間がかかったりしたらさらにチェック。加えて、1日分のノルマをクリア
  5. 同じ要領で単語帳を一通り終えたら、①~④を再度繰り返す(2週目以降はチェックの入ったものをノルマとする)

※すぐに意味が頭に浮かぶようになった単語のチェックは消していく

このように間違ったものを何度も目にするようにしておくと、とても記憶に定着しやすいのでおすすめです。

単語の暗記法としては、音読、書いて覚えるもの、CDを使う、赤シートを使うなどいろいろなものがありますが、わたしは基本は音読のみで、どうしても覚えの悪い単語だけは書いて覚えるという方法で取り掛かりました。

自分に合った勉強法を編み出しましょう。

最後にディクテーションとシャドーイングについてです。

これらを別々に紹介している記事等は多いですが、これは組み合わせた方が効果的です。

まずディクテーションですがこれは、「英語の音声を聞き取って、それを一語一句書き起こす」というものです。

簡単そうに思えて最初はとても難しいトレーニングですが、この効果のうち重要なものとしては「聞き取れない音がはっきりする」というものがあります。

リスニングテストをすると「あー聞き取れないわー」という反省をする人がいますが、これではスコアは伸びません。

何が原因で聞き取れなかったのか、どう発音されているものをどう聞き取ってしまったのかまでをはっきりさせないと、次に同じ音を聞いたとしても聞き取れるようにはなりません。

わたしは、公式問題集を使ってリスニングパートすべてをディクテーションをしましたが、最初はパート1でも一気にはディクテーションできませんでした。

最初は一文を一気にではなくいくつかの単語ごとになるかもしれませんが、すべて慣れです。できるようになって来れば一文ごとディクテーションできるようになります。

自分が聞き取れない音は何なのか、聞き取れなかった部分はどのように発音されているのかということをひとつひとつ解明して、積み重ねていきましょう。

リスニングは結局これの積み重ねで、聞き取れない音をなくしていくことで聞いていて突っかかることがなくなります。

「英語」という視点であれば、いくらでも聞いたことのない音が出てきますが、TOEICであればパターンは少なく出題傾向も毎年同じなので、公式問題集のリスニングパートすべてを徹底的にディクテーションすれば十分です。

次にシャドーイングですがこれは、「英語の音声を聞き取って、それを一語一句発音する」トレーニング方法です。

ディクテーションの済んだ部分をシャドーイングすると効果的です。

シャドーイングのディクテーションとの違いは、書き起こすのではなく口から出すという部分です。

ディクテーションが、聞き取れない音の解明というイメージであれば、シャドーイングは聞き取った英語を頭の中にためて、組み立てなおすイメージです。

自分が口から出すよりも、速いスピードで英語の音声が耳から入ってくることになります。

だからシャドーイングは、とにかく頭の中に英語をためておいて、聞き取った音の記憶をたよりに英文を組み立て直し、口から出していくというイメージになります。

このようにディクテーションとシャドーイングをすると、一気に英語が聞き取れるようになります。

ディクテーションで聞き取れない部分をつぶし、シャドーイングで頭の中で組み立てなおすトレーニングをすれば音も聞け、意味も理解できるという状態ができるというわけですね。

ただしこのトレーニングは、始めてすぐのころ一番時間もストレスもかかります。

単語いくつかを書き出そう、口から出そうとしても不思議なほど出てこないのですから。

700点台と800点台の壁はここにあります。700点台で、ろくにディクテーションできなかった私が一気にスコアを伸ばしたのは、ディクテーションとシャドーイングで頭に入って来た英語をスッと理解できるようになってからでした。

このように始めは難しいかもしれませんが、スコアを伸ばすには超える必要のある壁です。頑張ってみてください。

TOEICスコアアップの鉄則⑦公式問題集を学習の中心に据える


私が試したTOEIC関連の問題集は、単語帳も併せると十数冊以上にもなります。

この経験から分かったのは、取り掛かる問題集は少なければ少ないほどいいということです。

そこで、公式問題集を学習の中心に据えるようにしましょう。

わたしは700点台を取るまでは、とにかくいろいろな単語帳、問題集に手を着けましたが、努力が分散してしまい、その問題集で必要な事を習得する前に次の問題集に手を付けるということを繰り返していたのです。

しかし、825点までスコアを伸ばしたときには、公式問題集を軸とし、他には上に紹介したものも併せて3冊で勉強していました。

さて、公式問題集を学習の中心に据えるということですが、これは公式問題集が他と比べて圧倒的に優れているからです。

模擬試験だけではなく、単語学習、パートごとの勉強など、TOEIC対策のすべてをこの一冊で広くカバーすることができるのです。

内容も、ETSが編集しているので、出題傾向は本番のTOEICに準ずるものになっています。

解説もわかりやすく、頻出単語や熟語などがまとめて編集されているのもうれしいところです。

また、公式問題集の使い方ですが、以下のようにするのがおすすめです。

  1. 模擬試験として解く(1回目)
  2. 間違った問題、不安だった問題を中心に復習する、間違った問題にチェック(1回目)
  3. 模擬試験として解く(2回目)
  4. 間違った問題、不安だった問題を中心に復習する、間違った問題にチェック(2回目)
  5. すべての問題のチェックがなくなるまで繰り返し模擬試験と復習を行う
  6. リスニングパートはディクテーションとシャドーイング、リーディングパートは問題文の音読を繰り返す(20回以上)

次第に問題文を読まず、選択肢だけで正解を選べるようになりますが、それでいいので試験の時間、形式を体に叩き込むイメージで当たります。

⑥では、どれ程の時間がかかるかは人によって差がありますが、わたしの場合は20回以上繰り返しました。

2回目以降は正解を選ぶことではなく、問題の形式を頭に叩き込むことを狙いとしましょう。

①~⑤をクリアしてから、やったことのない模擬試験をすると、問題文などは異なるはずなのにびっくりするほど頭に入ってきて、正解の予想までできるようになっています。

TOEICスコアアップの鉄則⑧隙間時間はアプリを活用する

紙媒体の問題集や参考書だけでなく、今ではスマホやタブレット端末で使えるアプリがあります。

数にして数百種類以上あり、無料から数千円以上、ジャンルは英単語、熟語、文法、リスニング、読解問題など、それぞれに特化したものやTOEIC全般をおさえるもの、中には有名講師の講義動画等が収録されているものまであります。

「おれは紙媒体じゃないと頭に入ってこない」と思う方もいるかもしれませんが、一度使えばその便利さと効率のよさに驚きます。

紙媒体との一番大きな違いは、スマホさえ持っていれば用途に応じて短時間でどこでも使えるので、日常生活のスキマ時間をすべてTOEICで埋められるところです。

社会人であれば、平日はスキマ時間の宝庫です。バスの待ち時間はもちろん、電車での移動間、会議の前など、スキマ時間は探せばいくらでも見つかるものです。

アプリは、人気の高いものを選んでおけば質の高い勉強ができます。このように、質さえ確保してしまえばあとは勉強の量を増やしていくだけなのです。

無料のものから、高いものだと月額数千円以上などの有料のものまでありますが、値段が高いか安いかはあまり気にしない方がいいでしょう。

長く使うものなので、ストレスなく使えてしっかり成果の出るものを選ぶのがいいのです。

「スキマ時間はスマホアプリで英単語の復習」などのルール作りをして、条件反射的に動けるようにしておけば、TOEICを勉強するストレスやムダな時間が無くなりTOEICに集中できるのでおすすめです。

TOEICスコアアップの鉄則⑨飽きずに継続できる仕組みを作る


TOEICスコアを伸ばしていく過程で一番気を付けなければいけないのは、「飽き」対策です。

「飽き」が来るパターンには以下の2つがあります。

  • 勉強が習慣化されていない場合
  • 勉強がマンネリ化している場合

習慣化とマンネリ化は表裏一体ですので、きちんと対策を打ちましょう。

まずは、勉強を習慣化しましょう。

このためには一日の中でいつ、何をするのかを決めてしまうのが有効です。

私の場合は、朝起きたら英単語、通勤中はリスニング、職場のスキマ時間は英単語などのルールを作っていました。

何をやるのかが決まっていない中で勉強しようとすると、何を勉強するかを決めるところから始まりますが、一度自分ルールを決めておけば勉強に向きやすいものです。

小学生がチャイムが鳴ったら席につくように、行動に移しにくいものもルールを決めてしまえば、それに沿って動きやすくなります。

また、「飽き」対策には勉強がマンネリ化しないようにすることも重要です。

スコアが伸びていく最初の頃はいいのですが、人によっては500点台、700点台などの時期に伸び悩みを経験する人が多いのも事実です。

「伸び悩み」の時期は、次に伸びていくまでに時間がかかるものなので、勉強がマンネリ化しやすくなります。

わたしの場合は、700点台から800点台にスコアを伸ばすのに1年以上かかりました。(800点台に延ばした際にはこの記事の勉強法を実践)

勉強をうまく習慣化できたとしても、「伸び悩み」の時期には、勉強が同じことの繰り返しのように感じられ、集中力が落ちてきます。これが、マンネリ化の始まりです。

集中力が低い状態で勉強してもかけた時間の割に成果が出ず、さらに長時間勉強する必要が出、さらにマンネリ化が進んで・・・と悪循環になるのです。

このような時は一度、型通りのTOEICの勉強から離れて映画や音楽を取り入れてみるのが効果的です。

映画、音楽自体が楽しめますし、英語といった観点でもおもしろいので多くの刺激を受けられるからです。

映画や音楽では、普段TOEICでは使われない表現がたくさん出てくるので、ひとつひとつ拾っていくのがおもしろく、文化や歴史などを知るきっかけにもなり英語本来のおもしろさに気づくきっかけにもなります。

わたしは映画を勉強に取り入れていました。

よく見ていたのは「Mr.インクレディブル」というディズニー映画で、10回以上は見ました。

おすすめは、ディズニー映画のように子供でも理解できる映画を英語字幕、音声英語で見ることです。

  • ネイティブが話す速度への慣れ
  • 英語の読解速度の向上
  • 正しい発音や聞き取りが苦手な音の把握

など、多くのメリットがあります。

始めはなかなか聞き取れなかったり、スピードに追い付けなかったりするので、映画を止めながらでもいいので興味を持ち、楽しみながら続けるといいでしょう。

単語もすべてを調べると疲れてしまうので、遊びのつもりでやるのがおすすめです。

TOEICスコアアップの鉄則⑩テストと同じ形式で問題集を解く経験を積む


「TOEICの問題が解ければスコアは伸びる」と思ってパートごとの勉強ばかりをする人がいますが、これだけでは不十分です。

試験慣れしているかどうかで、実力通りのスコアになるか、その50%しか出せないかが決まるからです。

特に、真剣にTOEICを勉強している人に限って実力通りのスコアが出ないことが多いので気を付けましょう。

TOEIC本番で実力通りのスコアを出せるように、テストと同じ形式で問題を解く経験を積み、試験慣れするようにしましょう。

このためには、以下の2つのアプローチがおすすめです。

  • TOEICは毎回受ける
  • 各試験本番前に模擬試験を行う

TOEICの勉強を始めるときには「いつまでに何点獲る」と目標を決めますが、それまでに受験できるTOEICはすべて受けるようにしましょう。

これはすでに紹介した通りで、「TOEIC受験日の一日の流れ」という経験を積むことで試験慣れできるからです。

また、各TOEICの前には必ず模擬試験をやりましょう。

パートごとが強くても、一連の流れで試験をすると慌ててしまったり、集中力が切れてスコアが伸びないという人は必ずいます。

TOEICは200問2時間の長丁場の試験で、ひとつのパートが終わったら次のパートがありますし、聞き取れなかった問題や時間がなくて飛ばした問題などがあったとしても、気持ちを切り替えて次に当たるというモチベーションのコントロールを2時間続ける必要があります。

TOEICの毎回受験と模擬試験で、しっかりと試験慣れしましょう。

TOEICスコアアップのために絶対にやってはいけない8つのこと

次に、TOEIC学習でやってはいけない8つのことを、私の実体験をもとに紹介しておきましょう。

①TOEICに特化していない参考書を使う


大切な事なので繰り返しますが、TOEICのスコアは英語力には比例しません。

TOEICのスコアを伸ばすには必ずTOEICに特化した参考書を使いましょう。

単語、熟語、音声の流れる速さ、問題形式、傾向など、すべてTOEIC特有のものがあり、他の英語のテストなどで高得点を獲れる人も、TOEICでそれができるかどうかは別問題です。

たから、TOEICに特化した参考書を使って勉強をした方が圧倒的に効率的なのです。

TOEICを受けようという人は、社会人なら仕事や家事育児に、学生なら他の勉強に忙しい人が多いでしょうからなおさらです。

②土日だけ集中して学習する

「平日よりも時間が取れる土日にまとめて勉強しよう」、「仕事に疲れているときに勉強しても集中できない」。

いざ勉強しようとすると、このような考えが湧いてきてしまう方も多いのではないでしょうか。

厳しい言い方かもしれませんが、これは「勉強しないための言い訳」なので、土日だけで集中して勉強するのではなく、毎日少しずつでも勉強しましょう。

これは記憶の仕組みの観点からも、わたしの経験からも間違いありません。

記憶は、少ない頻度で大量の勉強をするよりも、量が少なくても頻度を多くした方が定着します。

すでに紹介したように、少しずつでもいいので毎日勉強し続けるための仕組みづくりをして、勉強を習慣化しましょう。

また、「仕事に疲れているときに勉強しても集中できない」というのは言い訳に過ぎません。

ひとつの言い訳は次の言い訳を生むもので、今度は「休日くらいは休んで、できるときにまとめてノルマをこなそう」というふうになっていき、結局勉強しなくなってしまいます。

だれだって疲れているときは休みたいものです。

その気持ちを超えていける人こそが、スコアを伸ばしていけるのです。

ただ、疲れていて参考書を開いた瞬間にうとうとしてしまうという方もいるでしょう。

このような時は、席を立って歩きながら勉強したり、10分程度の仮眠をとったりするのがおすすめです。

歩きながらであれば眠くなりにくいですし、机で突っ伏しての仮眠でも意外と眠気は採れるものなので。

多少辛いのは、勉強に慣れるまでです。

土日にまとめて勉強するのではなく、毎日少しずつでもいいので勉強し続けるようにしましょう。

③参考書コレクターになる

参考書は、私がしていたように「公式問題集を軸にしつつ、他数冊に集中する」のがいいです。

よく十冊近くの参考書を同時に使っている「参考書コレクター」になってしまっている人がいますが、ある程度まで行くとスコアが伸びなくなるので、それはやめましょう。

スコアを伸ばすためには、「これだ」という数冊の参考書に全力を向けるのが必要なです。

ただ、しっくりくる参考書を見つけるまでには何冊もの参考書を試すのはアリです。

一番いけないのは、「使ってみて違和感のある参考書で勉強し続ける」ということなので。

使いづらいものやレベルに合わないなと感じたものは、すぐに買い替え、使っていて気持ちいい参考書を見つけるようにしましょう。

使い込んでいると、参考書にも愛着が湧いてきます。そこまでいけば勝利は目前です。

繰り返し紹介しているように、公式問題集は絶対として、他単語、リスニング、文法などのいくつかのジャンルに特化した参考書を持っておくのがいいです。

何冊もの参考書を試すのはアリですが、「参考書コレクター」にならないように気を付けましょう。

④集中できない環境で我慢して勉強し続ける

周りの音がうるさい、暑苦しい、机の高さが合わないなど、集中を妨げる原因は意外と多くあるものです。

「環境のせいで集中できない・・・」と感じている方は多い一方で、その環境を変えようという方は少ないのではないでしょうか。

しかし勉強の環境は、長いTOEIC勉強期間のすべてに影響しますし、同じ勉強時間でも集中して勉強しているかどうかでスコアの伸びは変わってきます。

勉強時間を多くとることや、気合で集中することなどはもちろん必要ですが、「集中しやすい環境を

作ること」は実は一番簡単にスコア獲得につながるのです。

図書館に行く、子供のいない時間に勉強する、エアコンをつける、デスクを買い替えるなど、やろうと思えばすぐにできることばかりです。

集中できない環境で我慢して勉強し続けるのはやめて、「集中しやすい環境」を作りましょう。

⑤勉強計画を見直さずに盲目的に続ける


一度勉強計画を立てたら、あとはそれを淡々と進めていくのですが、定期的な計画の見直しも必要なので、「計画の見直し」自体を勉強計画の中に入れるようにしましょう。

最初のうちは1週間も計画(日々のノルマ)に沿って勉強してみれば、ノルマがきつすぎる、ノルマをこなしても思ったよりも時間が余るなど、勉強計画の適否がわかってくるものです。

ノルマがきつすぎる場合は、思い切って緩めましょう。

特に勉強を始めたばかりの人は、詰め込みすぎる傾向がありますが、それよりも余裕をもって達成できる計画を立てた方がいいでしょう。

「今日もできた」という感覚が楽しさや自信につながり、それが勉強を続けるモチベーションになるので。

ノルマ(勉強量)だけでなく勉強する時間帯、使う参考書などだけでなく、定期的に見直すべき要素は多くあります。

最初のうちは1週間、慣れてきても1カ月間程度の頻度で勉強計画を見直すようにしましょう。

⑥疑問を残したままにする

TOEICを勉強していると疑問点が出てきますが、これを解決せずにそのままにしている人はいませんか?

確かに疑問点を解決するには、ネットや文法書などを駆使して調べる手間と時間がかかりますが、その都度解消するようにしましょう。

例えばパート5で「問題には正答できたけれど問われている文法構造やその周辺知識を理解していないとき」など、時間をかけて調べる必要のある疑問点が出てくることは多いものです。

このような時、疑問点をそのままやり過ごすか、しっかり調べて自分のものにするかという姿勢は、スコアの伸びに大きく違いが出てきます。

1回1回の違いは取るに足らない小さなものかもしれませんが、長い期間の繰り返しになると大きな違いになって出てくるのです。

勉強の基本は「わからないことをわかるようにする」ということであって、自信をもって正解できるものよりも、正解できなかったもの、自信のなかったものにこそ時間を割くべきなのです。

時間がないときでも、できる限りその日のうちに疑問点を解決するようにしましょう。

ただ、どうしても解決に時間のかかるものもあるでしょうから、少なくとも「疑問点ノート」のように出てきた疑問点を忘れないよう、最低限記録しておくのがおすすめです。

疑問点は必ず解消して、疑問を残したままにするのはやめましょう。

⑦予備時間のない勉強計画を立てる

勉強計画を立てるときは、必ず「予備時間」を確保するようにしましょう。

ノルマに割く時間の1割を予備時間とするとうまくいくことが多いです。

例えば、1日の間でパート1の問題を10問解いて復習までするのに2時間かかると見込んだ場合、15分程度を予備時間とするのです。

思いのほか不正解が多かった場合や、疑問点が出た場合にはこの予備時間で対応することができます。

また、1週間の単位で見れば休日のうち半日を予備時間にしたり、テスト前3日間を予備時間に設定したりするのも効果的です。

この際、予備時間には勉強の予定は入れず、あくまで「予備時間」として設定しておきましょう。

すると、予想しなかったできごとに対応しつつ勉強を進められますし、余裕をもってノルマをクリアできるので、予備時間をご褒美時間としたり苦手分野の勉強時間に充てたりもできます。

1割程度の予備時間をとって、余裕をもって確実に進められる勉強計画を立てましょう。

⑧目標があいまいなままの勉強

「800点を目指すぞ!」というスコアの目標を立てて勉強する人は多いですが、実際に手を動かして勉強するときに目標を立てていますか?

例えば、この単語帳をいつまでに5回通り繰り返すとか、公式問題集のリーディングパートの長文をいつまでに10回音読するなどの目標です。

TOEICのスコアを大目標として勉強するのはもちろん必要ですが、日々勉強する中では上のような具体的目標が必要不可欠です。

わたしは高校受験の時、勉強時間を目標に日々の勉強をしていましたが、振り返ってみるととても効率が悪かったです。

集中しておらず、机に座っているだけで勉強時間になってしまうので。

勉強する際は、手を動かしやすい目標を立てて目標があいまいなままの勉強にならないように気を付けましょう。

まとめ


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

TOEICのスコアがなかなか上がらない方や、これから勉強を始める方のために「TOEICスコアアップの鉄則10箇条!」を紹介しました。

わたしは825点を保持していますが、時間にして100点台から700点台まで1年、700点台から800点台までも1年以上がかかりました。

この期間の中では勉強法はかなり変えており、750点から825点まで一気に伸びたのは、仕事が忙しくなり、勉強に集中できる環境を作り、効果的に勉強しようと工夫してこの記事で紹介した勉強法にたどり着いた時でした。

TOEICを受験する前、すでに耳からも目からも英語の入り方がそれまでとは違うことが感覚的に明らかでした。長く見えなかった800点台が、一気に見えたのです。

ここに紹介した「鉄則10箇条」は、英語が得意ではなかった私自身の数年間のTOEIC勉強経験から学んだことをまとめたものです。

ここに紹介したものを基にあなたに合う形にして勉強し、目標を達成されることを祈っています。

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