社会人TOEICの道しるべ~TOEICを825点を取得した私の体験談や勉強法を紹介

「昇進や昇格のためにTOEICを勉強したいけど、時間がない・・・。」

「海外駐在が決まる試験までに、短期間でTOEICのハイスコアを取得したい!」

そういった方に向けて記事を書いていきます。

社会人になってから、昇進や昇格のためにTOEICを勉強している人は多いです。

ただ、「仕事で疲れていてなかなか勉強する気にならない」、「勉強してもスコアが伸びない」という方が多いのではないでしょうか。

確かに、時間が有り余っていた学生の頃と比べると、社会人のTOEIC学習は難易度が高いように思います。

しかし、 社会人でも短期間で100点、200点とスコアアップしている人は多数いるのも事実です。

事実、私がTOEIC800点OVERのスコアを取得したのは、社会人になった後でした。

社会人のTOEIC学習で大切なのは、「 限られた時間の中で、いかに効率のいい勉強法を考えて実践するか」です。

「時間がない」と言い訳するのは簡単ですが、少なくとも社会人でTOEICスコアアップできた人達の中でそのような言い訳をする人はいません。

今回の記事では、社会人が限られた時間の中で効率よくTOEICを勉強して、スコアを伸ばしていくための道しるべとなるものをまとめました。

具体的な内容としては、

  • TOEIC825点までスコアアップさせた私の体験談
  • 社会人がTOEICでスコアアップするために必須のマインド
  • おすすめの勉強法やスクール、参考書

などについて、詳しく解説をしていきます。

あなたがどんな生活を送っていたとしても、実践できるものがきっとあるはずです。

ぜひ参考にして、目標のTOEICスコアを達成してくださいね。

補足

今回の記事はしっかりと書いているので、かなり記事が長くなっています。

記事の結論を先に伝えておくと、社会人の方は、TOEIC公式が発売している「新公式問題集」と、リクルートが提供しているアプリ「スタディサプリTOEIC」の2つの教材に絞って学習することがおすすめです。

私も最初はいろいろな教材に手を出していましたが、結局すべて中途半端におわりスコアも伸びませんでした。

そこから新公式問題集とスタディサプリTOEICの2つに絞ると決めてからというもの、一気にスコアを伸ばすことができ、結果として800点を突破することができました。

忙しい社会人がTOEICでハイスコアを取るためには、「 質の高い学習(=新公式問題集を中心に)」と「 隙間時間の活用(スタディサプリTOEIC)」が絶対に不可欠です。

なかなかスコアが伸びずに悩んでいる人は、ぜひ上記2つの教材に絞り込んで、短期集中で頑張ってみて下さい。

もくじ

社会人でTOEICを825点まで上げた私の体験談


私のTOEICのスコアは825点ですが、それを獲得したのは大学を卒業して社会人になってから2年後のことでした。

自由になる時間が十分にある大学生の時ではなく、仕事をしていた社会人の頃だったのです。

大学生の頃は、700点台を獲るまではいったものの、勉強効率が悪すぎて800点台は全く見えませんでした。

最初にTOEICを受けたのは大学1年生の頃で、英語の授業の単位を取るために必要だったからです。

ろくに勉強もしておらず、450点という基準ギリギリのスコアだったのを覚えています。

本腰を入れて勉強し始めたのは大学3年生の頃。

勉強する時間がありましたし、勉強すればするだけスコアが伸びていくのがゲームのようで楽しかったのが理由です。

4年生の頃には700点台を安定的に獲るようになり、それは周りの友人よりも高いスコアでした。

しかし、スコアが伸びたのは700点台までで、そこから2年間はどんなに時間をかけてもスコアは伸びなくなりました。

私は、大学を卒業して社会人になってからも「800点台を獲りたい」と思い続けましたが、それは「700点台では英語はろくに聞き取れず、英文もあまり読めない」と自覚していたからです。

TOEIC700点と言えば、周りからは一目置かれることが多かったのですが、そこまで英語ができるわけではないというのを実感していたのです。

このようなわけで、私は社会人になってからもTOEICで800点台を獲るべく勉強を続けました。

ただ、社会人になってからは大学生の頃のような「量で勝負する勉強法」をとることはできませんでした。純粋に仕事が忙しかったからです。

なので、「 質で勝負する勉強法」に切り替える必要があったのです。

そこで私は、以下2つの方法をとりました。

  1. 使うTOEICの教材を絞り込んだ
  2. 強制的に勉強する環境を作った

それぞれの方法について、詳しく解説していきます。

社会人になって見直したこと①使うTOEICの教材を絞り込んだ


最初の改善策は、「 使うTOEICの教材を絞り込んだこと」です。

私は、大学生時代の延長で十数冊の参考書を持っており、その時々で気が向いた参考書を開いて勉強していました。

今考えれば、本当にもったいない時間の使い方だったなと悔やまれます。

最終的には下記の2つ教材に絞り込んで勉強を継続しました。

  1. 新公式問題集
  2. スタディサプリENGLISH TOEIC対策講座

それぞれ簡単に紹介をします。

筆者が厳選して使っていた教材①新公式問題集

一つ目の教材は、TOEIC学習の鉄板である 新公式問題集

テキストベースで活用していたのは、この新公式問題集のみです。

新公式問題集を学習の中心に据える一番の理由は、「 本番に出題される範囲の単語や文法、リスニングを繰り返し学べるから」です。

書店に足を運べば、公式問題集以外にもたくさんのTOEIC問題集が並んでいます。

しかし新公式問題集と比べると、 圧倒的に問題の質が違うのです。

一般的な問題集を解いていて思うのは、

「こんな単語はTOEICには出ない」

「問題の形式が、細かい部分でかなり違う」

「リスニングの話し方や話者の特徴が違いすぎる」

などの点です。

つまり、本番で出題されない範囲の単語や文法、語法問題を解くことに時間を割いてしまうことになります。

注意

TOEIC学習に限らずですが、複数の参考書の表面だけなぞる勉強法は最もやってはいけません。

なぜかというと、表面だけをなぞっている=「 自分がすでに理解できている範囲の学習しかできていないから」です。

多くの参考書の表面をなぞっている人は、書かれている内容の内、自分がすでに出来ていることや部分的に理解できていることの確認作業で終わっています。

なぜなら、自分がすでに知っていること、わかることを勉強するのはラクだからです。

しかし、スコアアップに直結するのは「 今自分が全く理解できていないことを理解すること、知らないことを知ること」です。

ここにしっかりと時間と負荷をかけることによって、短期間スコアアップに繋がる学習ができるのです。

筆者が厳選して使っていた教材②スタディサプリENGLISH TOEIC対策講座


もう一つ使い込んでいたのは、スタディサプリENGLISH「TOEIC 対策講座」です。(以下スタディサプリTOEICとして解説します。)

公式問題集をやり込むと同時に、スタディサプリTOEICをやり切れば、十分TOEIC800点は狙えます。

スタディサプリTOEICの特徴は大きく4つ。

  1. 「英単語・英文法・TOEIC対策・本番形式の模試」がすべて1つに入っている
  2. スマホ、タブレット、PCすべての端末で利用できる
  3. TOEIC満点講師「関正生」さんの解説動画が300本収録されている
  4. 常にアップデートされているので、最新のTOEICの傾向にも対応している

ようするに、スタディサプリENGLISHだけでTOEIC学習が完結させることができるわけです。

何より、TOEICで何度も満点を取得している関先生の解説講義がホントわかりやすい。

社会人のTOEIC学習は時間がありませんから、正しい方向性で質の高い学習をする必要があります。

スタディサプリTOEICは、TOEIC満点を何度も取得している関先生の動画講義のおかげで、成果に直結する学習をすることができるのです。

道を示してくれる先生がいるので迷いがなくなり、スタディサプリTOEICと公式問題集だけを信じて取り組むことで、僕は一気にスコアが跳ね上がりましたよ。

ただ アプリでの学習は合う合わないがあると思うので、気になった人は7日間の無料期間で実際に使ってみてください。

合わなかった場合の解約はネットから1分ほどでできるので、気になった人は気軽に試してみてください。

2.強制的に勉強する環境を作った


また、私は強制的に勉強する環境を作って自らにムチを打ちました。

強制的に勉強する環境の作り方にはいろいろな方法がありますが、私の場合は「 TOEICの本番試験に先に申し込んでしまう」という方法をとりました。

TOEICの申し込みは、テスト本番の1か月以上前には完了しておかなければいけません。

まだ当日の予定が解らないし、申し込んだお金がムダになるかもしれないという気持ちはありました。

しかし、申し込んでしまえばあとは勉強するしか残されませんし、「忙しくて受けられなかった」という言い訳ができなくなります。

勉強するしかない環境を作るのは、仕事が忙しい社会人にとってはモチベーションの維持という観点ではとても大切なのです。

このように、使う参考書を3冊に厳選し、強制的に勉強する環境を作りながら勉強をつづけた私は、社会人になってから800点の壁を超えて825点を獲るようになったのです。

そもそも社会人にTOEICは必要?TOEICでハイスコアを取得する5つのメリット

「TOEICのスコアを伸ばすといいらしい」と聞いたという方や、勉強し始めてから「そもそもスコアを伸ばすメリットって・・・」と感じている方は少なくないのではないでしょうか。

そこで、改めて社会人がTOEICを勉強する5つのメリット

  1. 就職や昇進のチャンスにつながり、仕事の幅が広がる
  2. TOEICは英語力の基礎になる
  3. 英語力は日常生活にも活きてくる
  4. TOEICを通して、問題解決力をつけることができる
  5. 周りの見る目が変わる

について紹介していきます。

社会人TOEICのメリット①就職や昇進のチャンスにつながり、仕事の幅が広がる


社会人がTOEICのハイスコアを取得しておくことの直接的なメリットが、この「 就職や昇進のチャンスにつながり、仕事の幅が広がる」です。

私は以前省庁に勤めていましたが、TOEICのスコアが825点だったために通訳業務の機会をいただきましたし、転職時にも大いに評価を受けました。

転職先は、海外への展開を視野に入れている企業だということもあり、英語力の基礎はあると判断されたのでしょう。

また、TOEICが800点以上だということでアメリカに留学する機会を得た省時代の同期がたくさんいますし、彼らは「留学経験あり」という経歴を手にしてさらに仕事の幅を広げました。

少し前の調査になりますが、TOEICを実施しているIIBC(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会) の調査「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年実施)によれば、TOEICのスコアを就職や昇進の評価基準として設定している企業は6割以上にも及びます。

これは2013年の調査ですので、6年後の現在ではその割合はさらに大きくなっていることでしょう。

このように、調査結果として数値として出ていること、また、私の経験上もTOEICのスコアが高いことから受けられるメリットは大きいのです。

参考⇒「上場企業における英語活用実態調査」報告書(2013年実施)

社会人TOEICのメリット②TOEICは英語力の基礎になる

「TOEICのスコアは英語力とは関係ない」は 半分正解で半分誤りです。

TOEICを勉強することが、英語力の基礎を育てることに間違いなくつながるからです。

特に、800点台以上であれば、リスニングもリーディングも単語さえ知っていればスムーズにできる状態になります。

「あ、この単語知らないな」と思っても文脈で理解できれば、コミュニケーションにも困りません。

また、TOEICのスコアを伸ばすにはTOEIC慣れやテクニックだけでは限界があります。

さらに上のスコアを目指してTOEIC向けの勉強をすることが「真の英語力」にもつながるわけです。

すでに紹介したように、TOEICのスコアはもちろん就職や昇進のチャンスにもつながります。

このように、TOEICでハイスコアを獲ることで仕事上のメリットを受けつつ、日常生活にも活きてくる英語力の基礎が育てば一石二鳥なのです。

社会人TOEICのメリット③英語力は日常生活にも活きてくる


上記で「日常生活にも活きてくる英語力」と書きましたが、これはどういうことでしょうか?

「英語ができてよかったな」と思った私の経験を挙げると以下のようなことがあります。

  • 外国人観光客に道案内できた
  • 仕事で外国人顧客とコミュニケーションが取れた
  • 外国でのできごとや文化に興味が湧くようになった

これらは、私が感じたメリットのあくまで一部でしかありませんし、上2つは人、環境によっては感じにくいメリットかもしれません。

しかし、「外国でのできごとや文化に興味が湧くようになった」は、実際に英語力がつくまでは気づきにくいのですが、発展性のあるものとして強調しておきたいです。

英語力があるかどうかは、正直、「外国でのできごとや文化に興味があるかどうか」には直接は関係ありません。

しかし、英語力があるという自覚が外国のことに興味が湧かせるのです。

例えば私自身、TOEICのスコアがある程度上がり、英語力がついてからは以下のようなことがありました。

  • 海外旅行に行ってみたくなる
  • 外国人と話してみたくなる
  • ニュースで海外のできごとが気になるようになる
  • ブログやTwitterで海外在住者のことが気になるようになる

「〇〇してみたくなる」というのは、英語力がつく前には気づきにくいことです。

しかし、自発的な行動につながることなので、英語力をつけるメリットとしてはとても大きいことは見逃せません。

海外のことに興味を持つことは、仮にずっと日本に住み続ける場合であってもいい影響や刺激を与えてくれるので生涯メリットを得られるのです。

社会人TOEICのメリット④TOEICを通して、問題解決力をつけることができる

仕事にせよ、プライベートにせよ、課題の解決法には共通点があります。

TOEICでハイスコアを獲得するために努力することは、一般的な問題解決力にも活きてくるので、TOEICでのハイスコア獲得がおすすめなのです。

例えば、仕事で「新しい化粧品を開発しよう」となったとします。この場合の問題解決のための思考過程は以下のようになります。

  1. 主に化粧をする女性はどのような悩みを抱えているか(化粧品の開発目的)
  2. どのような化粧品を開発するか(開発目標)
  3. 化粧品の開発にはどのようなアプローチが必要か(行動計画)
  4. 実際に化粧品の開発のためのステップを踏んでいく(行動)
  5. 化粧品開発のためにうまくいかないことを改善していく(行動の改善)
  6. 化粧品開発の計画の修正(行動計画の見直し)

続いて、TOEICスコアを伸ばしていくときの思考過程は以下の通りです。

  1. なぜTOEICでスコアを伸ばす必要があるのか(TOEICに取り組む目的)
  2. TOEIC目標スコアの設定(目標スコア)
  3. 目標スコア獲得のためにはどのようなアプローチが必要か(勉強計画)
  4. 実際に勉強計画に沿ってステップを踏んでいく(勉強)
  5. TOEICのスコアを伸ばすのにうまくいかないことを改善していく(勉強法の改善)
  6. 勉強計画の修正(勉強計画の見直し)

このように、若いうちにTOEICのスコアを伸ばすために努力して問題解決力を身に着けておくと、考える対象を変えるだけで仕事や家庭生活にも活きてくるのです。

社会人TOEICのメリット⑤周りの見る目が変わる


「周囲の見る目が変わる」点は、TOEICのスコアが高いことによるメリットの中でも付随的なものですが、決して見逃せません。

TOEICのスコアが高いだけで周りの見る目が変わり、英語やTOEIC関連のことだけでなく、別の仕事の案件をいただけたり人とのつながりを持てたりするのです。

スコアが高いと仕事ができそうなイメージや社交的なイメージを持たれ、それが英語に関連しない仕事の話につながります。

TOEICのハイスコアを持っているからといって自慢したり周りに言いふらしたりする必要はありませんが、TOEICのスコアを表に出す機会は履歴書や上司との面談のための書類など、たくさんあります。

英語力が重視される今の時代、一度表に出ればすぐにうわさが広がり、いいイメージを持たれやすくなります。

もちろん「TOEICバカ」になってはいけませんが、普段の仕事ぶりに加えてTOEICでハイスコアを持っていると、仕事だけでは受けられなかった評価を得ることにつながるのです。

忙しい社会人がTOEICで結果を出すために必要な3つのマインド

忙しい社会人がTOEICで結果を出すためには、正しいマインドセットが欠かせません。

マインドセットによって、スコアが上がるかどうかが変わると言っても過言ではありません。

ここでは、社会人のあなたに押さえておいて欲しい3つのマインドセット

  1. 毎日少しでもTOEICの勉強を継続する
  2. とにかく効率のいい勉強法をとる
  3. 「お金がもったいない」という感覚を捨てる

について紹介をしていきます。

社会人TOEICに必要なマインド①毎日少しでもTOEICの勉強を継続する

「継続は力なり」と言われますが、これは間違いありません。

30分でも、場合によっては15分でもいいので毎日勉強する習慣をつけましょう。

「疲れたから今日のノルマは明日やる」と言って先延ばしにすると、それが癖になりそのうち処理しきれないノルマがたまって計画通りにいかなくなります。

社会人でTOEICの勉強をしようという人に暇な人はいません。

「疲れたから今日のノルマは明日に回したい」と思ってしまうのは、あなただけではないです。

最後に目標を達成できるのは、それに向けて日々歯を食いしばれる人だけなのです。

また、毎日TOEICに触れることで、 徐々に頭の中身が「英語脳」に切り替わっていきます

英語脳とは、「英語を英語のまま理解する力」とも言い換えられるのですが、非常に重要なポイントです。

毎日継続してTOEIC学習をしている人と、土日などの休みにまとめて学習する人では、同じ時間学習していても、英語脳の観点で差が出てしまうのです。

社会人TOEICに必要なマインド②とにかく効率のいい勉強法をとる


繰り返しになりますが、社会人は仕事やプライベートで忙しく、ただでさえ時間がありません。

このような中でTOEICのスコアを伸ばすためには、とにかく効率のいい勉強法をとるしかありません。

それは、効率がよくなければ時間ばかり浪費してしまい、スコアが伸びず勉強が続かないからです。

効率を考える際は、マクロとミクロで考えるのがいいでしょう。

最終目標スコアを達成するための計画を作るのをマクロとすれば、目の前の参考書の活用法がミクロです。

マクロとミクロでの効率化がシンクロしたときこそ、本当に効率のいい勉強法になり、忙しい中でも勉強をうまく習慣化することができるのです。

しっくりくる勉強法は人によって違いますし、すぐに見つけられるものでもありません。「やってみては修正、やってみては修正」の繰り返しが必要なのです。

定期的にマクロ、ミクロの視点で勉強効率を上げることを意識しながら勉強法を見直すのがいいでしょう。

社会人TOEICに必要なマインド③「お金がもったいない」という感覚を捨てる

社会人が短期間で結果を出すためには、 お金がもったいないという感覚は捨てましょう

これは、参考書選びとTOEICの毎回受験は、スコアに直結するものなのでお金をどんどん使うべきだからです。

まず参考書ですが、しっくりくる参考書に巡り合うまでは「使ってみて違和感があればすぐに買い替える」を繰り返しましょう。

「ほとんど使っていないのにもったいない」という気持ちはわかりますが、一番節約すべきは時間なのです。

長い期間使う参考書があなたに合うか合わないかで、勉強効率は大きく変わりますし、忙しい中でする勉強ですから同じ時間でも成果を得られる方がいいに決まっています。

本屋に行ったり、Amazonレビューを見たりして吟味するのは当然ですが、それでも「使ってみて違和感がある参考書」はすぐに買い替えるようにしましょう。

数ある参考書の中で、どの参考書で戦うかで勝敗が左右すると言っても過言ではありませんから。

次に、TOEICの受験ですが、最終目標を達成するまでの本番試験はすべて受験するようにしましょう。

「試験慣れ」が目的ですが、本番の試験を受験すると模擬試験では経験できないことを経験できるのです。

  • 朝何時に起きるか
  • 起きてから何をするか
  • 筆記具は何を使うか
  • 準備は前日に済ませたか
  • 試験会場までの道のりや移動計画は問題ないか
  • 試験会場の雰囲気はどのようなものか

これらは、模擬試験では経験できません。

TOEICのスコアには問題を解く能力がそのまま出るわけではなく、「試験慣れ」が左右するものでもあるのです。

TOEICの受験申し込みは、一カ月以上前からする必要があるので先の予定が解らず、かつ、金額も安いものではないので申し込むのに躊躇する方もいるかもしれません。

しかし、払った受験料よりも、受験機会を逃す方がもったいないのです。

結果を出すためには、「お金がもったいない」という感覚を捨てましょう。

社会人がTOEICでスコアアップするためのおすすめ勉強法3選

ここでは、忙しい社会人のみなさんにおすすめの勉強法を3つ紹介します。

いずれも、私が社会人になってから800点台のスコアを獲れるようになった勉強法で、自信をもって紹介します。

特に、時間がない中でいかに勉強効率を上げていくかというところに注力して編み出したものですので、きっと参考になるでしょう。

社会人TOEIC勉強法①使う教材を絞って、徹底的にやり込む


700点台の壁を越えられなかった過去の私のように、今十数冊以上の参考書をお持ちの方は、使う教材を絞って徹底的にやり込むようにしてください。

英語に限らず語学は、それに触れている回数が多いことが上達への一番の近道なので、使う参考書は絞った方が努力が分散しないのです。

また先ほどもお伝えした通り、筆者は

  • ・新公式問題集
  • ・スタディサプリTOEIC

の2つにだけ絞って学習を進めたとところ、一気にスコアを伸ばし800点の壁を突破できました。

公式問題集は模擬試験として使った後も、復習を重ねて解らない問題や不安な問題を解消するのはもちろん、徹底的にディクテーションやシャドーイングをして頭に叩き込みましょう。

スタディサプリTOEICは、英単語に英文法、満点講師によるTOEICの傾向やコツ・解法を学び、実戦問題集でさらに本番対策に磨きをかければ、確実にスコアアップは望めますよ。

社会人TOEIC勉強法②強制的に勉強せざるを得ない環境を作る

忙しくてなかなか勉強ができない人ほどおすすめなのが、強制的に勉強せざるを得ない環境を作ることです。

私の場合は上の体験談で紹介した通り、「1カ月以上先のTOEICに申し込んでしまう」という方法をとりました。

これによって「お金を払ってしまったのだから勉強せざるを得ない」という環境をあえて作ったのです。

他にも、お金のかかる英会話スクールに通ったり、ネットの英会話サービスに登録してしまうなどの方法があります。

忙しいとどうしても怠けがちになる一人での勉強も、人から背中を押してもらえる環境や、「今日はネット英会話の日」のようなルールを作ってしまえば勉強へのモチベーションを維持しやすいのです。

社会人TOEIC勉強法③定期的に勉強効率を確認する

すでに「マクロとミクロで効率化を図るべき」ということを説明しましたが、上2つがミクロだとしたら、「定期的な勉強効率の確認」がマクロになります。

目の前の勉強に熱中するあまり「がむしゃら」になりすぎることがあります。

このような時は、費やした時間の割にスコアの伸びが悪かったりもっと効率のいい勉強法に気づかなかったりするので気を付けましょう。

このため、1週間や1カ月の単位で「振り返りの時間」を作っておくのがおすすめです。

1週間なら半日、1カ月なら3日程度の「振り返りの時間」をとっておくと、勉強効率がどうだったかなどの勉強計画全般の見直しをすることができます。

TOEICの勉強というと、問題を解く練習に目が行きがちですが、そればかりではなく全体を見ることも忘れてはいけません。

忙しいならなおさらで、少しでも日々の生活や勉強法からムダを省いて効率性を追求するのがいいでしょう。

時間がない社会人におすすめしたいTOEIC塾・スクール3選


すでに「お金がもったいないという感覚を捨てましょう」と書きましたが、費用はかかりますが、時間のない社会人にはTOEICに特化した塾やスクールがおすすめです。

費用をかけただけの質の高い教育を受ける機会を得られますし、時間のない中でも個人ではなかなかできない「確実に勉強する習慣」が身につくからです。

ここでは「入ってよかった」という声の多いTOEICに特化した塾やスクールの講座を紹介しますので、参考にしてください。

社会人TOEICにおすすめのスクール①プログリット

2カ月から3カ月という比較的短期間の「TOEICコース」という講座があります。

料金は、2カ月コースが328,000円(面談回数8回)、3カ月コースが468,000円(面談回数12回)になっています。※いずれも別途入会金50,000円が必要

テクニックだけでなく、本質的な英語力を鍛えるというコンセプトでカリキュラムが組まれています。

用いられる学習法の狙いなどについてもしっかりとした説明があり、納得した上で受講することができます。

最大の特徴は、専属のコンサルタントのフォローが受けられることです。

これは忙しい社会人にとってはメリットの大きなもので、TOEICの勉強だけでなく、タイムマネジメントや受講終了後の勉強計画などについてもサポートしてもらえるのがうれしいところです。

「受講生に勉強させる」というよりも「受講生と一緒に勉強する」というコンサルタントのおかげで300点アップしたという声もある通り、とても親身になってフォローしてくれるので、本気でスコアを伸ばしたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

プログリットの公式サイトはこちら⇒

社会人TOEICにおすすめのスクール②ライザップENGLISH


「TOEICスコアアップコース」として、その受講回数と期間によって以下の3つの講座があります。

  • 全16回(2カ月間)328,000円
  • 全24回(3カ月間)450,000円
  • 全32回(4カ月間)572,800円 ※いずれも入会金が別途50,000円必要

このうち、「全24回(3カ月間)450,000円のコース」は、厚生労働大臣指定講座に認定されており、受講費用の20%の還付が受けられます(一般教育訓練給付金制度による)。

このコースであれば、入会金も併せると500,000円になるので、100,000円の還付を受けて400,000円で受講できるのです。

忙しい中で、成果を求めつつも少しでも節約したい社会人にはありがたいことこの上ありません。

また、「結果にコミットするライザップ」という通り、受講生へのトレーナーのコミットが綿密で、「トレーナーの支えがなければあの勉強量はこなせなかった」という受講生の声もあるほどです。

少しでも節約しながら、確実にスコアを伸ばしていきたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。

ライザップENGLISHの公式サイトはこちら⇒

社会人TOEICにおすすめのスクール③イングリッシュカンパニー


イングリッシュカンパニーには、TOEIC専門の講座はありませんが、いずれも練りに練られたカリキュラムに基づいた教育を受けられるので、受講すれば本来の英語力を向上させつつTOEICスコアも伸ばすことができます。

コースは以下の7種類があり、あなたに合うものがきっと見つかるでしょう。

  • 全レベル対応コース:45分×48回(3カ月)、165,000円(+入会金50,000円)
  • 初級者向けコース:週2回×8週(全16回)、82,500円(+入会金20,000円)
  • 中級者向けコース:週1回×2カ月(全8回)、100,000円(+入会金20,000円)
  • 上級者向けコース:週1回×2カ月(全8回)、92,500円(+入会金20,000円)
  • オンラインコース:週2回オンライントレーニング、16,500円(+入会金20,000円)
  • 法人向け:研修コース3つあり
  • EC prime:各種コース終了後の継続プランとしてのコースが3つあり

このように、受講生の状況に合わせて講座が選べるようになっているのです。

特に、オンラインコースは比較的安く、パソコンがある環境であれば受講できるので通学する時間の取れない社会人にはおすすめです。

イングリッシュカンパニーの公式サイトはこちら⇒

塾に通う時間がない人は「スタディサプリENGLISHパーソナルコーチプラン」がおすすめ

スタディサプリENGLISHにはベーシックプランの他に、アプリに加え専属コーチがフォローしてくれる「パーソナルコーチプラン」があります。

「スタディサプリENGLISHパーソナルコーチプラン」の各プランは以下の通りです。

  • 3カ月コース:68,000円
  • 6カ月コース:98,000円

「スタディサプリENGLISHパーソナルコーチプラン」は、見て明らかなように特に費用面で、上に紹介した2つを大きく上回るメリットがあります。

費用面以外の特徴は以下の3つです。

  • 受講生それぞれがいつ何をやるのかが明確な「オリジナル学習プラン」
  • コーチとチャットや通話をしながらスコアを伸ばしていける「コーチの徹底サポート」
  • 単語、演習問題、講師による解説動画が収録された「充実の学習コンテンツ」

このように受講生それぞれに合った学習プランに沿ってチャット、通話でのやり取りをしながら、豊富な教材で学ぶことができるのです。

一人で計画を立てる必要がなく、サポートを受けながらスマホ一台で勉強できるので、忙しくて塾に通う時間がない社会人にこそおすすめです。

今なら20,000円のキャッシュバックキャンペーン中なので、今ならお得なのもうれしいですね。

入会後7日間なら無料体験もできるので こちらも検討をおすすめします。

パーソナルコーチプランの公式サイトはこちら⇒

【番外編】社会人のTOEICに関するギモンに答えます


最後に、社会人のTOEIC学習に関して、よく聞かれる質問に答えておきましょう。

ギモン①社会人のTOEIC平均スコアは?

IIBCの行っている2019年5月現在、最新の「DATA&ANALYSIS 2018(2017年度 受験者数と平均スコア)」によれば、社会人のTOEIC平均スコアは607点となっています。

一方で企業・団体に所属する社会人の方の平均点は、IPテストでは以下のグラフのように、「493点」となっています。

公開テストとIPテストに難易度の差はなく、受験者の実力の差がそのまま点数の差になっているのでしょう。

社会人の皆さんはTOEICの平均スコアとして「493点~607点」を一つの目安とするのがいいのではないでしょうか。

参考⇒DATA&ANALYSIS 2018(2017年度 受験者数と平均スコア

ギモン②社会人の1日平均TOEIC学習時間の目安は?


仕事の内容や家庭の状況などによって大きく変わるのでしょうが、「2時間」というのがひとつの基準になるでしょう。

それは、TOEICの本番試験が2時間だからです。

また、2時間であれば忙しい社会人でも、TOEICの勉強時間として捻出できる方がほとんどなのではないでしょうか。

いろいろな意味で「言い訳のできない時間」というわけですね。

勉強場所はどこでも構いません。

自宅の書斎、食卓でもいいですし、カフェや電車の中でもまったく問題ありません。

「きちんとした場所じゃないから勉強できない」というのは、厳しいようですが言い訳です。

どのような場所でも2時間勉強できる集中力がなければ、本番の緊張や空気感の中で集中することはできないからです。

2時間以上を割けるならそれに越したことはありませんが、目指すスコアに関係なく2時間をTOEICの勉強に投入するようにしましょう。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事では「社会人のTOEIC道しるべ」と題して、私が社会人になってからTOEICで825点を獲った経験に基づき、その体験談やおすすめしたい勉強法などを紹介しました。

私が経験したように、社会人の勉強法のポイントは以下の2つに注意すべきです。

  • 使う教材を絞り込んで勉強する
  • 強制的に勉強する環境を作る

これは、とにかく勉強効率をよくすることと、怠けないようにするするためのものです。

社会人ほど、成果の出せそうな参考書を手あたり次第集めたり、逆に仕事が忙しいと言い訳したりしてしまいがちだからです。

時間がないからこそ、勉強効率を上げなければいけないにもかかわらずです。

私が700点台で足踏みをした1年間は試行錯誤の1年間でした。あなたには、このようにもったいない時間の使い方をしてほしくないという思いでここまで書かせていただきました。

この記事があなたの勉強効率を高め、忙しい中でも成果を上げられることを祈っています。

参考⇒世界は英語でできている

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